つらくて泣きたいあなたに読んでほしい【泣きたい日のぼのぼの】
私は今日心が浮かなくて沈んでいました。
雨の天気のせいなのか、最近の自分の生活の不安定さからくる心労なのか、新しく始めたアルバイト初日が酷かったからなのか
なんかつらーく重っ苦しい日
帰りに買うつもりもない本屋へ寄って1時間近くプラプラ。
そんな中でグッと私の心を動かした1冊がありました。
泣きたい日のぼのぼの
読み終わった今、この記事を書いています。
泣きたいあなたに是非オススメ
1人になってじっくり読んで下さい。
ぼのぼのとは?
『ぼのぼの』(BONOBONO)は、いがらしみきおによる日本の4コマ漫画作品と、その主人公のラッコの名前。また、その4コマ漫画を原作とするテレビアニメーション、アニメーション映画。
元々ぼのぼの作品はアニメが大好きでマグカップもぼのぼのを愛用しているくらいなのですが、これを機に4コマ漫画を集めようと決めました。
ストーリーも哲学的で、20年以上前からある有名な作品なので知らない人は少ないかと思います。
苦悩してるあなたに読んでほしい
また明日嫌な会社に行かなきゃいけない。
また明日嫌な人に会わなきゃいけない。
また明日嫌なことをしなきゃいけない…etc
生きてれば嫌なことって絶対ありますよね。
今日私は仕事が嫌でした。でも働かないと生きてはいけません。嫌な気持ちとの戦いです。
この【泣きたい日のぼのぼの】では様々な苦悩を抱えてる人にスッと入ってくるような哲学的な話ばかりです。家族や恋人やペットのこと。
シンプルな言葉で訴えかける作品なので
シンプルだからこそ、より深く感じられるのでしょう
シマリスくんが親の介護をする話からみえたもの
『元気だった親が元気じゃなく“変わってしまう”』
シマリスくんは日々の介護で“変わってしまう”ということに苦悩します。
しかもいつまで親の介護をしなきゃいけないのか。シマリスくんの悩みは尽きません。
親に煎じる薬草を干さなきゃいけないのに雨が降ってきました。シマリスくんはイライラし始めます。しかしシマリスくんのイライラをよそにぼのぼのは聞きます。『干すのはいつやるの?』シマリスは答えます。『いつって今日かもしれないし明日かもしれないし!』ぼのぼの『あさってかもしれない?』シマリス『一週間後かもしれないし…』ぼのぼの『来月かもしれないよ』シマリス『来年かも……………ぷッ!来年て!!来年の話を今してもしょうがないし!』あははは!!と、シマリスはどこかスッキリしたような大きな声で笑います。
毎日の介護をいつまで続くか悩んでいたシマリスが
ぼのぼのからいつまで続くか考えてもしょうがない事だと気付かせてもらった一幕です。
嫌なことがずっと続くのかと問題視するってアホらしい
また明日も仕事かと嫌な気持ちになってましたが
明日のことを考えてもしょうがないし
明後日だって明々後日だって来月だって来年だって、考えてもどうしようもない。
またやらなきゃないけないのかって考えて今大切なこの時間を嫌な気持ちで過ごす事がよっぽど不幸です。
シマリスくんの介護だってずっと続くわけではないし
私の嫌な仕事だってずっと続くわけではありません。
未来のことだけを考えて生きていても
人生は“変わるし”“変わらない”のです。
とりあえず泣いて笑ってみてほしい
もやもやっとして気持ちが浮かないときは
泣いたり、笑ったり、色んな感情に振り回された方が案外スッキリするもんです
私はこの本で気付きと少しの元気をもらいました。
とりあえず明日の仕事が嫌な人は読んでみてください。
人それぞれ感じるものが違うお話なので誰でも必ず感じるものがあると思います。
この本に限らず、ぼのぼの作品は漫画も含めてアニメもオススメです。
有名な作品ですが見た事のない方は是非みてほしいです。
ぼのぼのが人生の哲学を説いています。
泣きたい日のぼのぼの
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