初心者でも簡単!イラストで喜怒哀楽が描けるようになる4つのコツ!
どうも!動物画家のHARUです!
先日LINE@にてこんなリクエストがありました!
「お店のガラスや看板に書けるような 肩こりや冷え性を持っている人間のイラストのヒントが頂けると嬉しいです!」
リクエスト本当にありがとうございます!
実は前から簡単な感情の表現方法を記事にしようと思っていたので、
今回はリクエストの内容だけでなく
絵の初心者さんがすぐ描けるようになる
感情の表現方法の種類と使い方を
4つのステップにてお教えします!!
1.喜び、楽しいなど「明るい表現」方法
明るい絵を描く際は、顔の表情を笑顔にして周りに明るい効果をつけていきます!
例えば明るい効果とは
・太陽
・お花
・星
・虹
・効果線
などなど、ポジティブになる物を絵の効果として追加していきます!
こちらの絵に
お花を描いてみたり
星を描いてみたり
効果線を引いてみたり
これだけで一気に明るい絵になりますよね!
お花があればファンシーに!
星があればお転婆な雰囲気に!
効果線だとパワフルになります◎
この様に効果を何にするかで絵の表情が一気に変わるんです!
明るい絵は明るい色(暖色)を使う!
そして大切なのは赤や黄色など明るい色(暖色)を意識して使うことです!!
明るい絵なのに青などの冷たい色(寒色)にすると、
一気に絵の表情が冷たくなります。
この下の絵だとオレンジ色の効果線の方が明るい印象を受けませんか??
明るい絵にしたいときは
ポジティブな効果を、明るい色
で塗りましょう!!
2.悲しい痛いなどの「暗い表現」方法
こちらは明るい絵とは真逆で人の顔は
悲しい、苦しい顔にします!
身体は悲しそうに力がなく、なで肩気味に!
そして効果は暗いものをチョイス!
例えば
・冷や汗
・涙
・顔を青ざめさせる
・背景の色を寒色にする
などなど、こちらはネガティヴな効果を使用します!
こちらの悲しげな人のイラストに
冷や汗
涙
顔を青ざめさせる
同じ顔なのに効果を変えるだけで
これだけ表情にバリエーションが生まれます!!
悲しい、暗い絵は暗い色(寒色)を使う!
明るい絵とは真逆で
青い色や暗めの色を意識して使いましょう!!
暗めの色が分からないときは 「寒色」とGoogleで画像検索するとすぐ出てきますよ♫
3.人の体調を表現する方法
リクエストにあった
「人の体調ごとの絵の描き方」について
お話します!
リクエストのあった冷え性はどういう状態かと言うと
「身体が冷えて寒い!」という状態ですよね!
寒い状態の時の自分はどうなるか想像してみてください!!
例えば
・歯がガチガチ震える
・顔が青ざめる
・寒さで肩がすくむ
・寒さで身体が縮こまる
などなど、 この思い浮かんだことを絵で描いていきます!
〝冷え性〟の人の表情は冷や汗や、
顔を青ざめさせるのが効果的です!
あとはガタガタ身体を震わせる線を描いたり、
手足の先を青くして血色の悪さを表現したりすれば
この様な冷え性の人が出来上がります!
服を厚着していたりマフラーを巻いているのに
寒そうにしていると尚効果的ですかね◎
リクエストの肩凝りの表現
こちらも冷え性と一緒で肩凝りはどの様な状態か想像します!
例えば
・疲労感のある顔
・肩凝りの場所をついつい揉んでる
・首をクルクル回してしまう
などなど、肩凝りの人の日常的な癖が思い浮かぶと思います!(私も肩凝りなので首回しをよくやりまーす(:3 」∠)
それを絵にしていきます!
まずは肩を揉んで、倦怠感のある顔を描きます。
背景を青くして
肩が凝っているような効果と顔を青ざめさせます (※肩の痛みの効果を赤にしたのは痛みを強調するためです)
仕上げにため息なんか描いちゃえば…!
肩凝りに悩む人のイラストが完成です◎
4.好きなイラストや絵描きさんの真似をしてみる!
これまで紹介したのはあくまで私の描き方です!
自分の好みの絵柄などがある人はそれを真似してみてください!
(※商業目的で完全にパクると著作権侵害なので一部分だけ見本として参考にしましょう☝︎)
絵をただ見るだけじゃなくて真似をしてみると
「こういう風に描いてるのか〜」
など真似することで見えてくるものがあるのでオススメです◎
コツまとめ!
1.元気な人、喜んでる人など明るい印象の絵はポジティブな効果と明るい色で描く!
2.悲しい人、ツライ人など暗い印象の絵はネガティヴな効果と暗い色で描く!
3.描きたい人物の気持ちになって(楽しい、悲しい、痛い…etc)顔の表情を描く
4.好きな絵描きさんを参考にする!
初心者さんが基礎もなくいきなり色んなものを盛りこもうとすると、
ゴチャゴチャして何を伝えたいのか分からない絵になりがちなので
初心者さんはこの4ステップを意識して描いてみて下さい!
リクエスト頂きました☆☆☆さん、
こんな感じですが参考になりましたでしょうか!?
私は本職が画家なので、本職がイラストレーターのプロの仕事には敵いませんが こういうリクエストはとても嬉しいし、
記事を描く上でとても参考になります!
皆さんも遠慮なくHARUのLINE@まで送って下さいね〜(^^)
感想や一言メッセージなどもお待ちしております◎
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